小さな世界

この頃のチャチャは完全にひきこもりです。
この長方形のコタツの中が彼のテリトリーのすべてと言っても過言ではありません。
昨年まではまだ定期的に炬燵から出て餌も食べていたのですが、この頃じゃ私が根負けをして、ご飯もミルクも炬燵の中にデリバリーしてます。トイレも私たちが無理やり外に出させた時に用をたします。
コタツは高さが低いので這いつくばって餌を食べさせる私の姿は、自分で想像しても情けないものがあります。

放射線治療は3回目を終えました。
抗がん剤は食欲低下のため体重が3キロ切りそうになって中断してます。
先週はほとんど食べなくてきつかったです。

大学病院で「鼻水がひどいです」と言ったら「CTを見るだけではもう腫瘍はかなり小さくなってますがね」と言って鼻の中を洗ってくれました。
私も夫もチャチャのあまりの食欲のなさに「ガンが進んで苦しいんだ!」と勝手に解釈をしていたのですが、この言葉を聞いて嬉しくなりました。
帰り道でチャチャに「もう病気はよくなってきてるんだからちゃんと食べるんだよ!」と言い聞かせたところ、その日からようやく自分で皿から食べるようになりました。
まだまだこたつの中で上げ膳据え膳ですが、口元にスプーンで持って行ってやらなくても食べます。
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コタツの中でミルクを飲んだあとのチャチャです。
よく見ると鼻をたらしてるのが分かるかと思いますが、この鼻をかんでやるのがまた大変なんです。
ティッシュを顔の前に持って行くと顔をそむけて逃げるし、この頃じゃ私の顔を見ると餌を食べるふりをするのです。
「ごはん食べてる時はお母さんが手を出さない」ってことを知ってるみたい。

私のいる時はほとんどこたつの中だけにいるチャチャですが、家族の証言によると、「チャチャってさぁ。お母さんが出勤するとすぐに炬燵の中から出てくるんだよ」ですって。。。
私が仕事から帰ると「ずっとこたつの中で過ごしてました」って顔をして籠ってるのにね。

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放射線治療一回目と抗がん剤4回目

1月5日の仕事始めの日、夫も私も仕事を休んで大学病院まで行ってきました。
朝7時に家を出て、9時少し前に着きました。
ここは予約制ではなく心配しましたが、割と早く呼んでくれて、放射線治療を受けられました。

私と夫は25週の抗がん剤治療がかわいそうで、5回で終わらせられるならと、はるばる仕事を休んで大学病院まできたのですが、「抗がん剤は今までどおり地元の獣医さんで続けてください」と言われ、ちょうどその日が抗がん剤の日だったので、点滴用の針をつけたまま帰されました。
放射線は絶食で行くけど、全身麻酔じゃなく安静にするための薬を使うみたいで2時間で帰れました。

帰りの道のりもやはり1時間40分かかったのですが、その間キャリーケースの中のチャチャを見ると、先ほどの針のついたテープをかみちぎっているじゃありませんか!
そこで気を紛らわせようと車の中でキャリーケースから出すと、フロントガラスのところにへばりついて主人の運転の邪魔をするので、私が助手席で必死につかんでいたら、手と足両方の爪を出して抵抗し、私の手足はひっかき傷だらけになりました。
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大学病院で巻いてくれたテープはきれいなグリーンでしたが、あまりにかみちぎるので私が家でその上から普通の包帯を巻いてやりました。
それが気に入らなくて、手を振ってほどこうとしています。
その姿を見ていた次男は「まるでラッパーみたい」だってYO!

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